人が仕事を辞めたい理由

こんばんは、カウンセラーの本川です。
私自身、仕事を辞めた経験が1回なもので、今のところ1つのパターン(理由)しか持ち合わせていない。

だけれど、まわりで辞めていった方々のパターンは様々である。

仕事を辞める理由を、人に伝えるとき、分かりやすい理由がある人が羨ましかったりした。
たとえば
「結婚を機に」というパターン
・もともと結婚したら家庭に入るつもりだった
・結婚相手が遠方なので

「旦那が〇〇」というパターン
・夫が転勤になりまして、ついていくことに

「家族のご病気・介護」というパターン

「実は株式会社〇〇(=大手)に内定をいただきまして」という、おーーい、いつの間に転職成功してたんだー!というパターン。満面の笑みで退職していかはった。

この手のは、めっちゃわかりやすいし、引き止めもされにくいと思うのね。
逆にこの理由を活用するという手もあります。


問題は、言いにくい理由。
会社側にとっては、受け入れ難い理由かもしれない。
問題の「本題」を会社に言わずに辞めていく人が多いのではないでしょうか。

●人間関係
例えば、上司が苦手・耐えられない、職場の輪に馴染めない
あの人は時給〇〇円なのが納得がいかない
なんで私の意見を取り上げてくれないの

●給与面
仕事内容に対して割に合わない、もっと他に良いところがあるのでは
残業を付けてくれない

●この仕事に人生(時間)かけるほどじゃない

●仕事自体が合わない

●職場の雰囲気

etc、書ききれないですね。

正直、私も現在勤め人をしていて、部下を持つ身であり、部下から「辞める理由」を聞く立場にあります。
結構、私には本音を話してくれますよ、ここには書けませんけど。

そんな部下の本音を聞く度に、納得してしまうんですよね
「ああ、そうだね、分かるわー」
「そういうことって、あるよね」

なぜ納得するかというと、私もおんなじ思いでいるから。

辞めるという決断をするときって、不満や納得出来ない量の「臨界点」に達した時やと思います。
辞める・辞めたいと切り出す場合、ひとつは「感情的に」なっている場合、もう一つは「臨界点に達し決断した」場合があります。

決断して、申し出ている人は、私は受け止めちゃいますね。
「そうだね、次、行ってみよー!がんばってね!」と送り出す派です。

次に踏み出せることも、素晴らしいことだと思うので。

言う人は「どこの職場行っても、大変なことはあるよ。」って言うけれどね。
そんなことは分かっているのよ、みんな。
楽を探しているワケでもなくて、自分の納得が欲しいのです。

「辞めたい」と言っているうちは(つまり決断はしていないうちは)、まだ改善の余地があるときです。
辞めることについて、動き出すこともできるし(求職案件探しとか)、改善提案してみることもできるし、考え方の転換をしてみることもできますしね。

「辞めたいな」と思った時は転機だと言えると思います。











タイトルとURLをコピーしました