こんにちは。
女性の人生転機カウンセラーの本川あつこです。
映画「天外者」(てんがらもん)を観てきました。
てんがらもんとは、鹿児島の言葉で「凄まじい才能の持ち主」らしいです。
主人公は歴史上の人物「五代友厚」。
はい、誰? 私はよく知らないのですが、誰??
ディーン・フジオカのこと?ちょっと違うけど、ある意味合っています。
実は・・近代日本経済の基礎を構築した知られざる偉人なんですよ。
私が見に行った目的を隠さず言うと、三浦春馬さん最後の主演映画だったからです。
そして、私も日本人なので、五代友厚さんについて知ってみよう!と後学のために。
感想:俺に任せろ!と言い切るのはカッコいいが勇気が要る(普通は)
映画になる位だし、近代日本経済の基礎を気づいた方なので、絶対、有名な方ですよね。
天外者と呼ばれて、才能がある方ですよね。
すごい方なのですよ。
だから、シュッと格好良く、回りからも支持されながら、尊敬もされながら生きたのだろうと、勝手に想像した私です。
でも、格好良くうまく行ってるわけじゃなかったところが、シビレました。
日本の自由な未来を目指して行動したにも関わらず、卑怯者呼ばわりされる場面が多々ありました。
薩摩に帰国すると、同じ郷土の武士から「裏切り者、卑怯者!」って刀を振られる。
薩摩の実家の兄も、そんな弟(友厚)のことを疎ましがる場面もある。
友厚の母は、裏切り者と呼ばれる息子のことをどう思っていたのか。
あの時代の女性はペラペラと自分の思いはしゃべらないから・・あの母の涙はどんな涙だったのか。
誇らしかったのか残念だったのか。(ここはもう一度見直したい場面でもあります)
こんなに故郷の仲間や家族から裏切り者扱いされるって、やはり辛いと思います。
見ていて辛かったです・・。
Twitter炎上で叩かれるんじゃなくて、殺してやる!許さない!とやってくる時代ですからね。
そんな刀を向けられる五代さんですが、本人の目はもっと本気で、三浦春馬くんの目の演技でも、彼らを通り越した先の未来を見据えているのが伝わりました。
今、自分が見るべきところは炎上対策じゃないんだっていう、意志の目を感じました。
「俺が日本を変える」と真剣さ。(カッコいいですね)
商工会議所の演説シーンもしかり。
商人たちの野次を受けながらも、先の未来に向かっている目でした。
「文句があるものは好きなだけ言え。それでも前に進まにゃいかん。」
「俺に任せろ!俺について来い!」
使命を走っている最中には、回りから理解されないものなのかもしれません。
で・す・が!
天外者だな、と思うのは、全体を通して五代さん自身が「うーん、俺、理解してもらえない・・」という悲哀的な視点は無かったですね。
そこもシビレた点です。
三浦春馬くんの未来への熱い視線の目の表情が、ほんとに素敵でしたよ。
春馬くん、ありがとうございました。
激動の幕末好き、ええ男が好き、時代を変える話が好きな人、五代友厚を知りたい人に、オススメです。
公式HP https://tengaramon-movie.com/top.html
追伸
映画のパンフで五代友厚プロジェクトの代表さん(廣田実さん)のコラム内に
「五代さんは評価が分かれるところもありますが・・」とありました。
ああ、そう、そういうところが良いなって思う、本川あつこがお届けしました。
映画っていいですね。さようなら。
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