こんにちは。
女性の人生転機カウンセラーの本川あつこです。
●上司の立場のあなたへ
「人の話を聞ける大人(イケてる上司)」を目指してみませんか。
人の話を聞ける人は、全体のたった1割程度です。
上司の大人なあなたこそ、この1割を目指してみませんか。
人の話、そう、特に部下の話を聞ける人に・・!!
11月~12月、この時期は
・来季の人事異動を踏まえた部下との面談
・人事評価、成績評価など半期をふりかえる部下との面談
・仕事の意向聴取などの面談
などなど、部下への面談をしなければならない時期ですね。
会社の仕組み的に「しなければならない」。
更に上の上司に「報告、提出」があるからやっている。
という実情かもしれませんね。
この個人面談の機会、ためしに、部下の話をしっかり聞いてみましょう。
●どれだけ話を聞いているか、実情を知る方法
部下との個人面談を1度、録音してみます。
そして聞いてみましょう。
自分が話している時間、部下がしゃべっている時間、どの程度の時間割合か、客観的に聞いてみましょう。
ほぼほぼ、あなたがしゃべっているでしょう(笑)
人(部下)の話を聞いていないというよりも、あなたが話しすぎている、ということです。
●あなたが話している内容をチェック
録音をもう一度聞いてみましょう。
あなたは何をしゃべっているのでしょうか。
□質問攻め(ねほり、はほり)が多いかもしれない。
□注意する内容、お願いする内容が多いかもしれない。
□とりとめもない内容を話している。
□自分の立場からの(上司としての)話が多いかもしれない。
□説教的な話が多い。
□よくわからんが、よくしゃべっている。
いかがでしょうか。
●沈黙を受け入れる余裕を
あなたは、特に、上司なので、 部下の沈黙をビビる必要ありません。
部下はあなたの質問に沈黙しているワケではないのです。
部下は・・ 自分の頭と心で考えていて、言葉を探しています。
少し、待ってみてあげてくださいね。
**** 待てない上司の一人芝居の図 ****
上司「H川さん、子育てで大変とは思うが、時期、課長職へ推薦したいのだが、どう思う?」
H川「え!?・・・・(ビックリ&あれやこれや考えている)」
上司「いや、無理にとは言わないよ。急に言われても困るよね・・」
H川「え!?・・」
上司「でもまあ、年齢的にも、そろそろと思うから上には推薦しておくよ。」
H川「あ・・、えっと・・」
上司「H川さんにはこれから頑張って欲しいんだ」
と、人の話を聞かずに(待てずに)、トントンと話を進めないように・・・
●個人面談って
最高のコミュニケーションの場と思っています。
部下と上司ではあるけれど、1対1で話ができる場は貴重です。
良い内容の話ができる云々よりも
「自分の気持を聞いてもらえた」という安心感は、あなたへの信頼感へ繋がります。
いい機会にしてくださいね!!
【雑記】過去の公務員生活での個人面談
一昔前って、「個人面談」とか無かったんですよねー。制度として。
制度が無くても、部下一人一人と話をしていいと思うんですけどね。
制度が無かった時代に、
わざわざ課長(上司)みずから「本川さん、懇談の時間をとりましょう!」
と時間を取ってくださった上司が過去に2名ほどいました。
アレは私、本当に嬉しかったんですよね。
説教だの押し付けが無い懇談で、「本川さんは今後のキャリアをどうしたいか」を問うてくれました。
そう問われて始めて、考えることができたし、自分の意志も確認できたので。
何が嫌なのか、も、話すことができたし。
話を聞いてくださって、私、この二人の上司は「すごい、いい上司」と思いましたし(=尊敬)、この上司が居る今の所属でがんばろう!!!
と燃えたのです、
こうして書いてみて、涙がでそうですが(笑)
今でもあの二人の上司のおかげで今があるような気さえしてきます。
1対1で話す魅力、効果は、計り知れないものがありますね。
夫の不倫・浮気問題を専門に夫婦問題(離婚、モラハラ)の他、お仕事(就職、転職、キャリアアップ、人間関係、人事)、婚活、結婚、出産、育児など女性の人生の節目の悩みのカウンセリング、相談を行っています。
奈良県斑鳩の法隆寺を拠点に、奈良県・大阪での対面の他、全国オンライン(Zoom等)でも対応しています。
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