●人事異動にはストーリーがある?【あなたのストーリーを紡ごうではないか】
夫の不倫、女性の人生転機の悩みカウンセラー 本川あつこです。
前回の記事に引き続き
「自分もまわりもうまくいく!公務員女子のおしごと帳」の中から気になった箇所を取り上げます。
気になったのは、人事異動についての著者の考え、です。
本全体で人事異動を取り上げているページはたったの1ページ。
公務員にとって、人事異動は避けて通れない、一大イベントなのに、あまり言及していないことに私はビックリしました。
人事異動は、仕事内容、残業の頻度、勤務先、通勤時間、人間関係もガラリと変わりますから、大きな環境の変化です。
この時、今回の人事異動を
どう捉えるか?
どう上手くやるか(活用するか)?
で、日々のストレスも違ってきます。
(という訳で、人事異動は人生の転機であり、カウンセリング、コーチングをオススメしています)
さて、この本の著者の人事異動の捉え方を抜粋てみます。
※著者は長いこと人事部署にいたと書かれています。
人事異動にはストーリーがあります。
いろんな事情や理由があって、一般の職員一人ひとりにそれが知らされることはありませんが、基本的に人事異動は「あなたらしくやってみて」というメッセージです。
そして、それに応えて目の前のことに取り組んでいると成果があがり、次の人事異動で「次はこれをやってみて」と天命がくる。
やりたいことがない、目指すものはないならば、無理に目標を見つけなくて大丈夫。
自分には向いていないと落ち込む日も「向いてないなら飛ばされてもそれも天命さ」と開き直って自分を追い込み過ぎないように。
とあります。
私は人事の部署に配属されたことが無いので、
「人事異動にはストーリーがある」という発想はありませんでした。
(へ~、上の都合のストーリーかな?と斜めに構えて読んじゃいました(^^;))
でも、
「人事異動は『あなたらしくやってみて』というメッセージ」という箇所は共感しましたよ。
だって、今までと違う仕事内容、違う勤務先、違う人間関係のとこに急にいくわけですよね。
しかも他人様の命令で。
それならば、自分なりにやってみる以外ないよなー、って思っていたからです。
ポジティブシンキングではないですよ(笑)
他人と同じようには出来ないし
期待されているようにも出来ないし
だから、自分なりになら、出来るかな。
ほんで、この
自分なりにうまく出来たぜ!、が、人にとってはマズイやり方であったり
自分のやり方はダメだなあ、が、人にとってはいい考えですね!と言われたり
自分なりも、五分五分ですわ、捨てたもんではないです(笑)
もう一つ、共感した部分
やりたいことがない、目指すものはないならば、無理に目標を見つけなくて大丈夫。
という箇所。
淡々と業務をこなすことって大事です。
そうやって、平常心で淡々と仕事ができれば、心も健康的で、自信も持てるのではないでしょうか。
(デカい目標を掲げた人が、年度途中で撃沈し、自己嫌悪に陥ったり、開き直ったりするよりは、かなり健康的ですから!)
ここで、注意したいのは
「無理に目標を見つけなくて大丈夫」というフレーズの揚げ足をとって、
適当でもいいや~
腐ってもいいや~(ふてくされて過ごす)
と捉えないことです。
あ!でも、本音を言いますと、適当でふてくされても良いんですよ。
クソ人事課めがー、あの上司の采配だな、アンチクショー、やってらんねー、ってね。
でも、もしあなたが、
ふてくされてみても、気持ちが楽にならない場合
愚痴を言っても言っても心がモヤモヤすることが多い場合
ならば、一度カウンセリングを受けてみましょう。
カウンセリングで、
上司の態度が変わるわけでもなく、仕事内容が変わるわけではありません。
ですが、あなたの中で変化を起こせる点がたくさんあることに気がつけますよ。
人事異動を「上の都合のストーリー」にするのではなく、「あなたが作るストーリー」に変えていくことができますよ。
人事異動は人生の見直しのチャンスなのです。
夫の不倫・浮気問題を専門に夫婦問題(離婚、モラハラ)の他、お仕事(就職、転職、人間関係、人事)、婚活、結婚、出産、育児など女性の人生の節目の悩みのカウンセリング、相談を行っています。
奈良県斑鳩の法隆寺を拠点に、奈良県・大阪での対面の他、全国オンライン(Zoom、スカイプ)からお申し込みいただいています。
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