●悩みごと・困りごとが大小かかわらずある人は強くなれますよ。【煩悩即菩提】
心理カウンセラーの本川淳子(あつこ)です。
昨日は悩みごと・困りごとはありませんという人の特徴を書きました。
実は、そもそも、悩みのない人なんていません(笑)
そして、私は、
悩みがあるからこそ良い、向上できると考えています。
煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)だなあっと。
↑見慣れない漢字で記事を終えた昨日(^^;)
今日はその続きです。
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煩悩即菩提(ぼんのう そく ぼだい)は、大乗仏教の概念の一つ。
悟り(菩提)とそれを妨げる迷い(煩悩)とは、ともに人間の本性の働きであり、煩悩がやがては悟りの縁となることである。
とあります。
用語が聞き慣れないので、次のように読み替えると分かりやすいです。
・煩悩= 悩み
・菩提、悟り= 幸福、自分軸の安心感(観)
悩み即幸福、
悩みはやがては幸福(or安心感)の縁となる、ということです。
興味深いのは、
悩みを消すことに焦点をおいていない
問題を無くすことにも焦点をおいていない
ところです。
悩みや問題があってこそ、今よりいい状態へ変えていく材料となる点です。
私的に言いますと、悩みの肥やしで、今より柔軟性を持てる(強くなれる)ということ。
あなたに、どんなに悩みがあっても、必ずうまく行きますよと伝えるのにはそういう理由があります。
で、なにか特別な大きな悩みでなくって良いんです。
日頃、どうもうまく行かないこと
例:子どもを朝、送り出すまでの流れが、段取り良くいかない(汗)
日頃、気になっていること
例:友人Aのラインの返事がかなり遅い・・
日頃、イライラしてしまうこと
例:あの上司の口調。さっさとやらない後輩。
など。
あなたの気持ちが、何でザワついているのかを、日頃から気にしておく。
神経質になれという意味ではありませんよ。
ハートの声を聞く、という感じ。
ああ、私、こういうことされると嫌なんだなぁ。
こういう場面だと、寂しい気持ちになるんだなぁ。
そのような時間をちょっとだけ、持ってみてはいかがでしょうか。
カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
そして
大きなテーマ、深いテーマで悩んでいるあなたへ。
意識して心の声を聞くまでもなく
・夜も眠れない
・仕事中も考えてしまう
・自分のせいかもしれないと考えてしまう
・(怒り、不安、悲しさ等で)気持ちが乱れる
と、きっと自覚されていることでしょう。
心が叫んでいる状態と言えるかもしれません。
どうぞ、ご自身をいたわってください。
それは、放置しない、ということです。
悩みや問題があってこそ、今よりいい状態、解決に向かっていけますよ。
そのための視点や方法を見つけれるのがカウンセリングです。
是非、一歩を踏み出していただきたいです。
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