●経験というオリジナリティが自分を救う【経験で得たこと>情報】
こんにちは。
女性の人生転機カウンセラーの本川あつこです。
情報はスマホ1つで手に入る時代になりました。
今晩の献立レシピから、好きな俳優のことから、東大教授の発表した論文まで。
検索すると、知らないことまで知れるので大変便利ではあります。
だだ、情報だけを並べた情報って、価値が減ってきていると感じます。
AIロボが喋りそうな情報に価値があるのか、ということ。
私が信頼する情報は、
「経験を伴う情報」
です。
私は以前の仕事で工事の現場監督をしていて、「うまくいかないこと」に多数直面してきました。
工事現場の土が、試験したときと違う土の状態だった時、頼りどころは「地盤改良マニュアル」的なきちんとした本。
ここに載ってる情報は、確かに、研究によって出された根拠有る立派な資料。
もちろん、もちろん読むのですけど、頭に入ってきません(笑)
そんな時、工事現場を百戦錬磨してきている、先輩方の経験情報がどれだけ役に立ち、どれだけ信頼できるか!
A先輩 「そのマニュアル通りの改良で大丈夫だ!」というご意見
B先輩 「晴れを待って、1週間、様子を見よう。」というご意見
C先輩 「現場Bの土で代替えできないか?」というご意見
これらの意見は
過去に先輩方が経験したあらゆる現場の場面から出てきた、経験から出てきた意見なんですよね。
そこに価値を感じます。
知識がスグに手に入ってしまうからこそ、経験した情報は意味があり、生きた情報といえるのではないでしょうか。
で、面白いことが一つ。
意見が全部違う(笑)。
そうなのよ、全部違っていいのよ、経験は!
だからこそ、経験なのよ!
同じものを見ても・聞いても、その人の感想は違いますから。
たとえば、映画でも、失恋でも、全く同じ体験をしても感想は違ってきます。
だからこそ、経験はその人のオリジナリティが出てくる。
どんなことにでも、実際に見てきた人、体験した人、現場の人の話に価値がある、って思います。
カウンセリングやコーチングでは、あなたの体験、経験を「資源」だと捉えます。
資源とは
資源(しげん)は、人間の生活や産業等の諸活動の為に利用可能なものをいう
by ウィキペディア
あの時に役に立たなかったと感じる経験でさえも、
あの時、バカにされたような経験でも
あなたのこれからの人生の活動に、価値をもたらすことが多々あります。
その経験にほんの少しの視点を加えるだけで、バージョンアップした価値にもなるのです。
これまでの人生はこれからの為に使っていけるのです。
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