35歳・最初の流産経験「想定外でした」
2度目の流産に悲嘆にくれてた時、母からききつけたのでしょうか、叔母から電話がかかってきました。
「県庁という組織で働いてるんだから、アッツが居なくても仕事は回る。」
理屈は分かるんですよ。
しんどきゃ休めばいい、仕事もどうにか回るだろうし。
もし同僚が体調悪いなら、私も同じことを同僚に言うだろう。
だけど、
「1ヶ月も休めるワケないやん!流産って、病気ではないんだし!」
と、固く固く思っていました。
そう反論すると、
「仕事はなんぼでも代わりの人がおる。アッツの身体と人生は、誰も代わりをしてくれないの。そこをよく考えて。」
この言葉は私に刺さり、いい具合に悩まさせてもらったことになります。
仕事でも活躍したい。
子どもも授かりたい。
両方、手に入れたい。
一方だけ手に入れるとしても、2度流産した今、身体と気持ちの安定が必要であることを真剣に考えました。
1、働き方改革
●上司たちに現状を伝えた
流産前から当時いた部署に不満があったのです。
ストレス&残業&ストレス。
だから流産した?とも考えていたのです。
「定時までに仕事を済ませ、定時に帰ります。」と決意表明も。
そして人事課が毎年12月に行う「希望異動調書」にしっかり書きました。
健康欄に「ここ半年で2度の流産」と、鼻息荒く。
●残業しない定時退庁ライフ!!
定時に帰るんだと決めると、なんと!仕事がはかどることを発見しました。
定時に帰ることで、2の生活時間改革にもつながりました。
●興味ある部署へ異動が決まる!
人事課への調書を提出して1ヶ月後。
人事系の上司Aさんから呼び出されました。
「アッツ君。こんなことがあったんだね。・・実は、残業が少ない部署でかつアッツ君に向いてそうな××プロジェクトをしてる部署があるんだが、次の異動で行ってみたいかい?」
と打診しに来てくれたのです。
うれしかったですね・・
鼻息荒く書いた私の声を気にとめてくれる上司がいること。
しかも、私の特性を知って新部署を打診してくれたこと。
感謝しかなかったです。
2、生活時間と身体いたわり改革
●2時就寝→10時就寝ライフへ
結婚しても2時就寝を続けてたんですね・・。
2度の流産を機に10時に寝るようにしました。
●ひたすら足下を暖める
オフィスって床が冷たいんですよねーー。
冷えは万病のもと、の言葉を思い出し、徹底的に下半身を冷えないようにしました。
オフィスでは
夏でも膝掛けをまく。
冬は足下電気カーペットや湯たんぽを足下に。
職場の人に「机の下でネコでも飼ってるの?」といわれるくらい足下をふわふわしたもので固めてました(笑)
3、引っ越し(ジンクスへの挑戦)
「昔から「家移りすると子どもを授かる」っていわれてるんよ」
と言ったのです。
こういうジンクスをあまり信じない私ですが、流産後に結婚当初から住んでいたアパートから引っ越ししてみました。
何が良かったのかを振り返りますと
●新しい住まいを探すのは楽しい
好きな間取り、新しい環境での暮らしってワクワクして、不動産巡りが楽しかった。
流産のことも忘れる良い息抜きだったのかも。
無意識に「子どもが産まれること」、「出産後も働くこと」を前提に
・間取り
・駅からの距離
・安全さ、明るさ
・義理両親のヘルプも想定したエリア
を探しました。
この前提設定が良かったのかも。
おわりに
つらつらと書きましたが、2度の流産を機に、働き方、生活の仕方を改革するキッカケになりました。
自分自身が納得する状況に身をおけたことが良かったと思います。
改革をはじめて1年後に、第1子をお腹に授かりました。
春を感じはじめた37歳・2月のことでした。
なにか参考になる点があれば幸いです。
******
SNSのフォロー歓迎。お気軽にどうぞ♪
・Instagram(本川あつ子) ・・お出かけ、プライベート
・Twitter(本川あつ子) ・・更新情報、つぶやき
・Facebook(本川あつ子) ・・日常
—–