人事異動がストレスであるといった記事を
と書きました。
しかし、
人事異動でモヤモヤする、変化に困惑する、というものの
異動後は新しい配属先で前向きに奮闘し、
居場所ややりがい・意味・役割を見つけ頑張っておられます！
（たぶん、そんな人が多い）
ただ、全員が全員、そうではありません。
知人の事例、私自身が経験した事例をご紹介します。
◆事例１ （嫌な）人事異動で人生が大きく変わった人
A先輩（女性）の場合
私が居た〇〇課に異動で来たAさん。
ウワサでは大変優秀な方だと聞きました。
ところが2ヶ月後くらいから、出勤してきません。
半年後、久しぶりに出勤した日が、なんと退職の挨拶でした。
（半年間、転職活動をしていたということ）
××係担当になったことが凄く不満で、大手会社へ転職を決意したそうです。
それにしてもAさんの超笑顔の退職挨拶が印象的でした。
ん？コレは人事異動をキッカケに良い方へ変化した事例かもしれませんね。
ですが、県庁を辞めると決めた人事への不満や不信は大きなストレスだったと思います。
ある人の場合
人事異動発表の翌日、自死された人もいます。
（自死と人事異動との因果関係は、私にはわかりませんが）
◆事例２ 身体や体調、心を壊す
何人かの例
異動になって、しばらくして体調を崩す方もいます。
精神疾患の診断での病欠や休職です。
もちろん、人事異動そのものだけが原因とはいえません。
仕事内容、人間関係、パワハラ、残業常態化、仕事の捉え方、評価を気にするetcも絡み合っている可能性もあります。
”何人か”と書きましたが、
職場回覧で回ってくる健康調査報告書（福利厚生の報告書）というのがあります。
職員の健康診断などの結果、有給休暇を取っているか等を統計でまとめたものです。
精神疾患で休んだ人数がこんなにいるのか！！
と、驚いたものです。
このような記事もあります(2018年8月）。
滋賀県職員、精神疾患で休職が43人 「公務員はぬるま湯のはずでは？」と驚きの声
◆事例３ 不満の態度を出し続ける人
ある男性B氏
ことあるごとに
「私はこの課に本当は来たく無かったんだ。」
という不満をつぶやき続けた人。
仕事が上手く進まなかった時、上司から怒られた時など、
「だって俺、この課に来たくて来たワケじゃないもの」
と人事異動を全ての理由にしがちな人。
いい大人ですからね、
きっと本人だって
「この課に来たくて来たわけじゃない（ブツブツ）」
なんてことを言ってもしょうがない・・
と思ってるんです。
でも、
言わずにはいられない、
態度に出さずには居られない、
心の何かがあるのです。
さいごに
今日は3つの事例を書きました。
けど、他のパターンもあります。また書きますね。
異動発表で不満だ、人生の方向を変える！と決意した場合（事例１）
異動後に体調を崩す場合（事例2）
異動後からふてくされた態度を決め込む場合（事例３）
いずれも、
気持ちや身体に変化が起きてから、相談すればいい
どうにもならない・切羽詰まってから、相談すればいい
そもそも病んでいないし、カウンセリングとか自分は関係ない
と・・言っている場合じゃない！
どんだけ自分、マゾヒストなんですか。
もっとご自身の気持ちのザワザワに、耳を傾けてもいいのではないですか。
異動っていう変化があるよなあ、と認めてもいいのではないですか。
ザワザワしたり、変化に不安になるのは弱いってことではありません。
むしろ、正常な心理状態をお持ちということです。
相談、カウンセリング、コーチングは、ごくごく普通の人がするものです。
でも、普通の人はいつ？どんな時に？相談するの？？
って聞く人が多いもので
転機の時に活用するのがオススメです！
と伝えている、人生転機のコーチ・本川あつ子でです。
そう、人事異動は転機ですよ
と3日前から叫んでます。
え？
人事異動、全然ウェルカムだし、嫌じゃない、むしろワクワクするけど！？
こんな私には、転機コーチングは不要ですよね？
とか言うあなたへ。
また明日、記事をかきますね。お越しくださいね(^^)
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