現在、島根県立石見美術館で開催されている
「追悼・水木しげる ゲゲゲの人生展」
に行ってきました。
行ってみようと思ったのは
「水木しげるさんが、戦争で激戦地に配属され空爆で左手を失うなど、この経験をしたことが、その後の人生観に影響を与えた。」
ということをどこかで聞いたから。
私は正直なところ
水木しげる=「ゲゲゲの鬼太郎」の作者
くらいしか知らず、
のんきな楽しい人のイメージだったので
それを聞いて
えーー、そんな壮絶な人生を送っていたとは!?
との意外性があったからです。
印象に残ったこと!4点を書きます。
◆水木しげるの人生の引き金は5歳のとき!
幼い5歳のころ、家に出入りしていたおばあさんが、妖怪の話や伝説の話をしてくれていたそう。
それがきかっけで、死後の世界や不思議な話に興味を持つようになったと。
幼い心に宿る「何か」が人生に大きく影響を与えることがあるのです。
あなたにも何か思い当たる節はないでしょうか。
◆「水木サンの幸福論」の一節
ベビィの頃は誰もが好きなことに没頭して生きていたはずだ。人間は好きなこと、すなわちしないではいられないことをするために生まれてきたのです。
人には誰にでもその人にしかない使命がある
なんて言うカッコいいフレーズもありますが、
もっと、シンプルなものなのかも知れないな!?
水木さんは妖怪を求めて60ヶ国以上旅をして
現地の方ともボディーランゲージでコミュ二ケーションを取っていた、との展示もありました。
◆水木さん、めっちゃいろいろ作品あるやん!?
ゲゲゲの鬼太郎しか知らなかったのが恥ずかしい。
妖怪ものの他、
戦争もの
劇画(歴史上の人物の話)
少女マンガ系
歴史もの
そしてマンガ以外にエッセイや自伝などの著書もあるんです。
”見えないものを信じる”を根底にもつ水木さんが描く世界を読んでみたいな〜!
と今日、思いました。
◆年齢は関係ないね!
・43歳。マンガ週刊誌でデビュー。
・44~46歳。鬼太郎ブーム。
・51~58歳。世界中を旅し、妖怪・民族研究に力を注ぐ。
・91歳でも、新連載のマンガ「わたしの日々」をスタート!
91歳での連載開始は
まわりの漫画家、スタッフとも衝撃だったようです。
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だれかの人生・生き方を見ることで
私の無意識にもゾワっと来るモノがありました。
特に今日の記事の4点。
水木しげるゲゲゲの人生展はまだ各地で開催されるので、興味を持たれた方は足を運んでみてください。
島根県立石見美術館では2019/1/28まで。
それ以後のスケジュールは↓
ゲゲゲの人生展・公式ホームページでご確認を🎵
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