人として生まれたきたからには、人間関係があってこそ、生きられるというもの。
今日食べたあのご飯も、誰かが作り、誰かが販売してくれて、夫が炊いてくれている。
今日の仕事も、依頼してくれた人がいて、サービスを提供した私がいる。
両親が居てくれたお陰で私が居る。
一人じゃ生きられないし、地球に一人きりだと楽しくもないですね。
その一方で「悩みはすべて人間関係が原因」です。
人間関係のもつれ、ギクシャクした関係、上下関係、夫婦関係、上司と部下、ご近所付き合い、恋愛関係、血縁関係、親子関係、嫁姑、友人関係・・・
関係しまくっていますね、人類は。
疲れてしまった時は、ちょっとこの詩でも思い出してほしい。
~ゲシュタルトの祈り~
私は私のことをして、あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待に応えるために居るのではないし
あなたもまた私の期待に応えるために居るわけではありません。
私は私、あなたはあなた
もし偶然にも私たちが出会えたならば、それは素晴らしいこと。
出会えていなかったとしても、それはそれで仕方のないこと。
心理学の先生が、最後の授業でプレゼントして下さった詩。
後で調べたら、有名な詩でした。
(ドイツの精神科医 フレデリック・S・パールズの詩)
もし、誰かの期待に沿った生き方・考え方をしようとしているなら、そんな自分を開放してあげたい。
逆に、誰かを自分の意に沿うように変えようとしているなら、そこにまず気がつくと良いですね。
その人を開放してあげませんか。
なにより、自分が開放されるような気がします。
「私は私、あなたはあなた」だったわ!
そう唱えるだけで、ハッと気がつけるし、自分を開放してあげれますよ。
特に親子関係、夫婦関係は、期待と期待が濃厚なのでね。注意ですね。
夫婦関係がしんどいとき、親子関係がしんどい時は、この詩を思い出して。
なにより、あなたが開放されて欲しい。
そう願っています。