人は環境の変化によってダメージを受けることがありますが、実は外部からのダメージを受けているのではなく、自分はその環境にいるという意識が心にダメージを与えているのです。同じ大学に入った学生でもそこを第1志望にしていた学生と、志望校に落ちてやむなく入った学生とでは気持ちが全然違う。
要するに同じ環境に置かれても人によって感じ方は全く違うということです。大ヒットドラマ「半沢直樹」の中でメガバンクを左遷されて子会社に出向させられる行員の話がありました。
出向が決まりそうな時に彼はまさに死刑判決を受けたかのように苦悩します。私はそのシーンに感情移入したものの、実は違和感を覚えていたのです。
というのは彼が死刑判決を受けたかのように感じた出向先の会社では、多くの社員が普通に働いているからです。
この段落の後に
「理想や夢が怪物になる時」というタイトルで段落が続きます。
理想や夢が破れたとき
自分はこう生きるのだと決めていたことが思い通りにならないとき
理想や夢が自分の心を食いつぶしてしまうことがある・・。
という趣旨です。
理想や夢が悪いことだとは思いません。
ただ、「理想や夢」が強いこだわりになっている場合がありませんか!?
理想&夢のとおり=私のあるべき姿
理想&夢の状態=私が心地よく居れる唯一の場所
といったこだわり。
なんじゃそりゃ!?
そうでなくなったときは、
自分じゃない!
そんな自分は本当の自分じゃない!
本来の私は、理想&夢のとおりの方なんです!
不本意だ!
こんな風に
自分の居場所や可能性を、自分で勝手に狭めて悩んでいませんか。
そんなことに気がつかされた百田さんの本の一節でした。
理想のとおりであることで、あなたが得ているものは何でしょう。
上手くいかなかったことで、あなたが得たものは何でしょう。
なにか拾えるモノがあれば幸いです(^^)
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