最も個人的なものこそ最も普遍的なこと

先日、YouTubeを見ていて
端っこの方に書かれていた言葉

最も個人的なものこそ最も普遍的なこと

この言葉にハートを殺られました。

これは誰かの名言なのでしょうか、ご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたい。

私の検索では見つかりませんでした。
この言葉は出てくるけれど、発信源が分からない。

さて、

最も個人的なことについて

私が思ったのは、本当に個人的なこと、例えば

・生い立ち（どこで、誰が両親で、どんな環境で、育ったのか）

・友人、仲間（どんな人に囲まれているか）
　※たまに、友人がいないと言う方もおられる。その場合は「友人が居ない」事自体が個人的なことかと思う。

・悩み　悩みとは言えないような「モヤモヤ」や不満、不安も含めて

・性癖なんかも（笑）

・身体のこと、病気のこと

・価値観、あなたの「当たり前・常識」

揚げだすとキリがない、これらの
本当に個人的なこと。

じゃあ、これらの中で何が「最も」個人的なことかというと

人には理解してもらえんかも
私がダメで、おかしいだけなのだ
これくらいのことで・・

と、自分で勝手にそう思っていること（悩みだのクセだの）

やと思うのです。

こうやって書きながらも、私自身の頭にちらほらと出てくるのよー。

（理解してもらえんかも。私がダメなだけ。たったこれくらいのことなのに。）
とか、とか、エトセトラ

それが、ですよ。
それこそが最も普遍的なこと

だと、発信源不明のこの言葉は言っている。

普遍的とは
全てのものに当てはまることを指し、時代や場所を超えて、変わらずに当てはまる性質や価値観

最も個人的なものこそ最も普遍的なこと

のフレーズの中に宿る意味としては

自分の他人には関わり得ない部分の超個人的な部分こそ
最も、全てのものに当てはまる

ということかなと。逆説的ですけど。

なので、例えばですけど
ニュースで殺人とか悪いことする人や事件がありますやん

個人的な恨みとか、腹いせとかが理由やったりしますよね。
そんなニュースを見て、私なんぞは

「なんでそんなことで人生を台無しにするんだ？」
「私は絶対そんなこと（＝犯罪）、しない。」
って思うんですよね。

その事件や殺人って、その犯罪者Aの最も個人的なことですし、私とは関わりの無い話です。

そこに普遍性があるとしたら

たとえば犯罪者Aの動機の部分

・世間に注目されたかった
とか
・私を馬鹿にしたアイツだけは許せなかった
とか
・お金欲しさに。お金に困って。

そういうのを聞くと、ちょっと、分かるような気もして、ハッとしませんか？
（私だけかい！？）

誰かに、気にかけてもらいたい。
信頼できる人が欲しい
寂しさの辛さとか
愛があるからこそ、してしまうとか

社会で起こっている、俺にはカンケーねーなな出来事も

ふざけたパワハラ上司の山田課長も（仮名）も

夫の不可解な行動も

普遍的なものがあると考えると、また面白いです
自分とつながっているんです

個人の中に、全体があり
全体の中に、個人がある。

ってことなんだと思います。

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