大きな肝っ玉かあさんに「全部わかっているよ、大丈夫。あなたは大丈夫なんだよ。よく頑張ったね」と大きく抱き締められているような感覚【ご感想】

■多くのカウンセラーから、なぜ本川あつこを選びましたか。

「子育て」を綴られていたからです。

お子さんとのリアルな日常の中で、葛藤しながらもお子さんの心に寄り添いながら、信頼していくご様子が伝わってきて、「この方にご相談したい」と思い選びました。

■本川あつこのカウンセリングで良かった点は。

当日、聞いていただいたことは、正直思い出せないのです。

ただ、自分の人生の中で最も「何もなかった」と思い込んでいた４年生（１０歳）の自分に出会ったこと、その衝撃と感覚だけが残っています。

「もう大人にわかってもらおうと期待するのはやめた」とした、心が引き裂かれるような絶望と痛み、深すぎる悲しみ、今もそこに繋がって日々感じている最中です。

あの短時間で、封印していた自分に出会えたことが衝撃でした。

そこに出会わせてくれた長女の存在、そして、導いてくださった本川さんに感謝しております。

さらに、本川さんが「娘さんたちは　”お母さんも、もっと自由でいいんだよー”と教えてくれているんですね」と言ってくださったことが残っています。

例えば、夕方もっと仕事がしたいのに、子どもたちが帰ってきてめんどくさいと感じた時。

そんな時も、「あーあ、あんたたちはもう帰ってきちゃったのかー。ご飯作りめんどくさぁーい！」と伸びをしながら笑ったっていいんじゃないですか！？と教えてくださったこと。

思わず笑ってしまいましたが、本来はそんな自分のような気がします。
「脱着可能なお母さん」忘れないようにしたいです。

■本川あつこの印象はいかがでしたか。

最初は真面目で、「ちょっぴり怖い学校の先生…かな」と感じましたが、それだけ真剣に、私の一言や原動から思いを拾い上げようとしてくださったのだと思います。

激しく悲しい自分に出会い、涙が止まらない私に、まだお話してたった数十分の私に

「それだけ子どもを愛しているからだよね。頑張ってきたんだよね」というような言葉をかけてくださったと思うのですが、その時の感覚が、

大きな大きな肝っ玉かあさんに「全部わかっているよ、大丈夫。あなたは大丈夫なんだよ。よく頑張ったね」と大きく抱き締められているような感覚がしました。

■その他、本川あつこに伝えたいことは。

あれから4年生の頃の絶望で切り捨てた感覚と、当時の自分を感じながら眠るようにしています。

そして、頑張り屋さんで手のかからなかった、元気なのにお姉ちゃんの真似ばかりしている二女が「こんなことは嫌なんだ」と、これまで言えなかったことを表現してくれるようになりました。

もちろん心は痛みますが、言ってくれて本当によかった、私のように、張り裂けるような苦しさや痛みを「言わない」として一人で抱え込む（そして壊れ、演じる人形になる）ようなことがなくて本当によかったと感じています。

「安心を知っているから、ここは安心ではないと知っている」という言葉も響きました。

とはいえ、私の痛みから娘たちを壊し、傷つけている部分がまだまだあると思います。

自分と向き合い、自由でのびやかな母さんになりたい、娘たちを感覚的に信頼できる母になりたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。