こんばんは!
心理カウンセラーの本川あつこ(ほんかわあつこ)です。
前回は自分軸なしで就職先を決めてしまったという大学生時代のお話を書きました。
自分ストーリー#1はコチラ↓
今回は就職後の私の様子を書いてみます。
社会人になって最初の”自分なりの壁”
県庁に入り、最初の1年は自分の仕事の出来なさに愕然としました。
同期の皆んなは役割をこなして輝いているように見えました。
こんな自分は先輩や上司にどう思われているんだろう…
落ち込みつつも、仕事中は明るく振りまいて頑張り、その反動で、帰宅途中に夕日を見ると涙が出てくるという…。
旧友からの励ましの電話に支えられる日々。
旧友は桜梅桃李(おうばいとうり)という話しをしてくれたんです。
桜梅桃李(おうばいとうり)とは、桜、梅、桃、李(すもも)のこと。転じて、それぞれが独自の花を咲かせるからこそ、美しい。桜が「梅のようになりたい」と努力するよりも、桜は桜として咲くのが美しい
で、ハッと気がついたのです。
仕事ができないのじゃなくて、人と比較して ”同期のあの子よりもできてない”と思っている自分に。
私は伸び伸びと生きてる人間と思っていたけれど、人のことが気になったり、人の目を気にしているんだなって、気が付きました。
私ほんまに土木技術屋でいいのかよの壁
入社5年目に、初めて現場事務所に配属されました。
技術職ですから、現場で本領発揮!のハズでした。
最初の担当現場(ため池工事)で、市町村役場の職員にめっちゃ怒られました。
というのも、現場の知識もなく役に立たなかったから。
「お前みたいな技術も知識も無いやつを一人で現場によこしやがって!県に苦情を言いに行く!」
と、3回ほど言われ
3回目の時に、私、その人の前で号泣しちゃったんですね。(田んぼのど真ん中でよ)
自分の出来の悪さが情けなさすぎて。
そこから踏ん張る私。
先輩から「コレを読めばその現場の役に立つ」みたいな技術書を教えてもらったり、知識を入れるのですが・・
現場へ行くと チーンです。
現場って現場ですから、天候やら、掘った土の具合やらで日々変わる。
相手は土建業者の方ですから、現場のプロとして意見を言ってくれるのだけど、コレに対応できない自分。
(農業用水路点検に向かう私。ポールにヘルメット♪)
苦戦・・でも笑顔で。
苦戦・・でも明るく。
苦戦・・でも前向きに。
をしてました(^^;)。なんで上司に「現場に一緒に来てケロ!」って言えなかったかしらね。
技術屋として結構ショックだったのが、農村公園を作る計画が上がったとき。
上司が「住民が利用する公園だから、女性目線の意見が欲しい!あつこさん、女性技術者として意見を出してくれないか?」と聞いてきたのです。
え?女性目線って?女性技術者目線って何?
特に、ないんですけど。
答えれなかった私です(チーン)私、ここにいる意味あるかなあ・・
その後も
苦戦・・でも笑顔で。
苦戦・・でも明るく。
苦戦・・でも前向きに。
それをしていたら、仕事に行きたくなくなって3日間仮病で休みました。
でね。
その頃、心が常にザワザワしていたのです。
農業土木職・・一生やっていく気なのかな私。ザワザワ。
そういえば県庁って、いろんな部署あるよね。
全然ちがう部署で仕事してみたいなー!そうしたいなー!
これを、チャレンジャーととるか、現実逃避ととるか。
それは分からない・・。
この希望が叶うのかどうかは知らないけれど、人事課から送られてくる「異動希望調書」ってのに
毎年こう書き続けました。
他部局への交流人事を積極的に希望します。
私は企画や計画・調査などが得意です。
と・・・書き続けました。
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