単純明快に、ゴテゴテいわずに、簡潔に。のデメリット。

心理カウンセラーの本川です。

「男性脳か女性脳か」といったテストでは、男性脳が強めにでる私です。
みなさんは、そういったテストをしてみたことがありますか?

男性脳が強いのは、性格なのか、男性社会に長く居たからなのか分かりませんが、せっかちなんでしょう。
・結論を先に述べて欲しい
・だから、で、つまり何?と思う
・要件のない雑談が続くのが苦手
・その根拠は一体何?と知りたがる
・数字で表現して欲しい。

って、思っちゃうんですよね。
長ったらしい説明や、長ったらしい資料、長ったらしい会議に出会うと、切りたくなります。(添削したくなる)

(友人から「冷たい~!」、「あんた、つれない男か!」と言われることもありました。女子に不人気・・)

そのせいか、ブログなどの文章を書くとき、伝えたいことの表現をコンパクトにしなければ、と思ってしまうんです。
それは、それでメリットなのでしょうが、「人間味」がないのでは、、と最近心配しています。

とくに、カウンセラーとして、悩み事や人の心理を扱うわけですから、もう少し丁寧に、蛇足なくらいに書いてもいいのか・・?と思い始めています。

というのも・・
人が悩んでいるときって、あーでもない、こうでもない、もし〇〇したら△△になるかもしれないし、どうしよう、でも・・・・

って、結論が出ないから悩んでいるワケですものね。
そんな時に、「結論から言って」って無理です。

それに、その、あーでもない、こうでもない・・・・という、モジャモジャした心の声を、声として出してみることって大事なんです。

私自身、本当は悩んだときに、もっと、あーでもない・こうでもないと思っていることを発せずに、つい他人目線になって「ひとことで伝えないと相手も分からないよなあ」って、気を回しすぎて、簡潔に答えるがゆえに、気持ちを伝えれてなかった。ということがあるんですよね。

例えば、ひとことで言えば「仕事を辞めたい」なんだけども、そこに至るまでには、いろんな気持ちとか過程が有るわけよね。
そこを端折らないように、扱うのが、とても大事・・・なのよね。
あーだこーだ言う事のメリットだと思います。


ただ、あんまりにも、ながーく悩みすぎている場合には
「で、あなたはどうしたいの?」
っていう質問が、とっても効果的です。

両方をうまく使い分けて、心のメンテナンスと、望む姿の明確化をしていくのがいいなと思っています。

以上、雑談でした。




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