こんにちは。
心理カウンセラーの本川あつこ(ほんかわあつこ)です。
現在、心理学、カウンセリング、講師のお仕事をさせていただいています。
私の活動の原点であり、ベースとなっているのが「NLP」という実践心理学です。
NLPって何?と聞かれることも多いので、解説ページを作成しました。
ご興味ある方の参考になれば幸いです^^
NLP心理学をご存知ですか。
N=Neuro(神経、脳)
L=Linguistic(言語)
P=Programming(プログラミング)
の頭文字からきており
「神経言語プログラミング」と訳されています。
わかりやすく言い換えると
「脳の取扱説明書」とお伝えしています。
なぜ脳が心理と関係しているの?
私たちは生まれてから今まで
何をとおして「考え方」や「行動」が生まれて来たかを考えてみましょう。
人間はすべて五感(Neuro)を通して情報を脳に取り込んできました。
その感じた情報を、言語化(Linguistic)することで意味づけをし、記憶として定着させます。
そして、その意味づけと記憶で、今の自分の世界を組み立てているのです(programming)。
イメージ図
※上記の図だと、父や権威がある人に対し、緊張する。大声=怒り、と思い込む。失敗したくない、という思考
※ポジティブに感じ、言語化されることもある(父は頼れる人。大声=元気。自分も堂々としたい、等)
こうして作られた世界が自分そのものであり、あなたの思考や行動そのものになっています。
良いものも、悪いものもない。
思考がそれらを作り出すのだ。
by シェークスピア
この仕組が分かった上で
脳の使い方を変化させれば、プロセスや結果も変えることができます。
自分のプログラムの一例
自分の世界のプログラミングの一例に、行動パターン、思考パターンがあります。
・同じようなパターンで繰り返される良くない習慣
・同じようなパターンで繰り返す、恋愛や人間関係
・同じようなパターンで繰り返す悩み事
・同じようなパターンで繰り返す自己嫌悪
・同じようなパターンで繰り返す、人への怒り
このようなものは無いですか。
(もちろん、逆に「うまくいっているパターン」もあるでしょう)
脳の使い方を知り、変えたいと思う思考や行動パターンを書き換えていくことで、自分の理想とする未来を手に入れることが出来るようになります。
自分の世界のプログラムを効果的に、つまり
あなたがが望む結果のために変化させるための方法論が「NLP」ともいえます。
NLPの生い立ち
ここで、NLP心理学の生い立ちを簡単に説明しますね。
1970年代のアメリカで、心理学部の生徒であり数学者だったリチャード・バンドラーと、言語学の助教授だったジョン・グリンダーが心理学と言語学の観点から体系化し開発した実践心理学です。
彼らは、当時天才とと呼ばれ実績をあげていた心理療法家や医師の、言葉や行動を徹底的に観察・分析しました。
そして、天才たちの共通した点があることを発見したのです。
それらの方法やエッセンスを抽出、一般化し、誰でも使えるコミュニケーション技術として体系化しました。
それが、NLP心理学です。
以後50年以上、進化をしながら世界に広がる”実践心理学”として今に至ります。
セラピーやカウンセリングの現場から生まれたNLPですが、現在では医療の現場やビジネス、教育、スポーツ、プレゼン、子育て、人間関係、対人援助などいろいろな分野で活用されています。
未来を変える方法
NLPで、自分のパターン(癖など)を知ることで、考え方や行動のパターンが変わり、結果、未来は変わるということです。
脳で作られた過去からのパターンは、自分では気が付かないものです。
それは、人間の「意識」に関係しています。
意識には大きく2種類あって
①自覚がある意識
②無意識 =自覚はない意識(潜在意識)
があります。
くりかえすパターンというのは無意識の部分が起こしているので、自分では気が付きません。
「私はこうしたいんだ!やるんだ!」(=理屈、理論で)としっかり考えて行動しているのに、気がつけばいつも同じ結果になるというのは、無意識レベルでそちらを選択していると言えます。
無意識レベルへのアプローチはNLPは得意です。
最初に述べましたように
>人間はすべて五感(Neuro)を通して情報を脳に取り込む
原理を活用して、無意識部分に、五感を通じてアプローチしていきます。
そうすることで、無意識に繰り返されているパターンを変えていけるようになります。
NLPで実現できること
1,他者とのコミュニケーション能力の向上(人間関係、信頼関係)
なぜ、人と人は気持ちのスレ違い、勘違いが起こるかの仕組みを知ることができます。
そのすれ違いを少なくするためのスキルが身につきます。
考え方は違って当たり前なんだと分かることで、普段のコミュニケーションへの対応も変わってきます。
また、自分の考えやメッセージをどうやって伝えていくかなど、効果的なメッセージの伝え方を学べます。
2,自分とのコミュニケーションができる
NLPを学ぶキッカケに「自分の人生を振り返りたい、今後を考えたい」という方も多いです。
(私自身もそうでした)
長い人生の中では、自分を振り返り自分の内面に向き合いって、方向性について考えたり、整理することがとても大切になってきます。
NLPでは自分の価値観を見出し、過去からの資源にも気づくこともできます。
夢やビジョン、望ましい状態・生き方についても探求し、達成していく自分になっていけます。
3,マイナス面やコンプレックスの解消、止めたい習慣を変えるのに役立つ
自分にコンプレックスを持っていたり、過去に傷ついた心の状態、トラウマでマイナス思考のまま生きていくことは辛いものです。
起こった出来事そのものは消すことはできませんが、その出来事に対してのイメージ、意味付けは変えることができます。
そうやって、楽に生きられる状態を作り出していきます。
また、自分が持っている価値観やルールを見直すこともできます。
生まれてから今日までの間に、自分で作り上げた無意識のルールのせいで悩む方は多いです。
生きづらさを作っている価値観・ルールであれば、手放すことができます。
4.セルフイメージの向上(自己表現、自己実現、目標達成)の役立つ
このパートでは、卓越した結果を出すための手法を学ぶことができます。ポジティブな状態を作り出し、目標や夢の実現を可能としていきます。
セルフイメージを高めることで、思考パターンが変わり、人間関係の改善はもちろんのこと、行動力UP、そして発揮する能力の向上も可能です。
5.自分や他者の問題解決
NLPで得た視点は、自分や他人、出来事に対して「冷静に」、「客観的」に見る力がつきます。
なので、何か問題が起こった時に今までと違った対処できるようになったり、アイデアが思いつくようになります。
回りからの相談や部下からの相談、お子さんの話などを、丁寧に話を聞いてあげれる事もできるようになりますよ。
あなたの客観的な視点が、その方の気づきや発見になり、サポートもしていけます。
その他にも
·・思考・感情のコントロール
·・行動パターンを変えるアプローチ
·・こころのしくみ(メカニズム)の理解
·・『気づき』の能力が高まる
·・自分のビジョン、あり方の構築
あなたの手に入れたいものを得れるのがNLPです。
メッセージ
私が最初に学んだのがNLP心理学でした。
当時、仕事と育児の忙しさの狭間で、自分が生きづらくなっていました。
すでに40代でしたが、自分のことを深堀りしたいと想い、心理学の門を叩いたのです。
数多くある心理学の中で、私がNLPを選んだ理由は
(1)自分を深く知ることができる
(2)弱ったマイナスなメンタルを、0(ゼロ)に持っていく術を学べる。
(3)目標実現にむけてメンタルを、0からプラスに持っていく術を学べる。
といった点。
特に、マイナス⇒0、0⇒プラスの両方が有ることに魅力を感じました。
当時は完全にマイナスメンタルでしたが(笑)、「いずれは頑張る女性を応援できることもしたいな」という想いがあったので、0⇒プラスも必要だったのです。
その後、コーチングやカウンセリング、他の心理学も学びました。
でも、いつも思うことは
最初にNLPを学んでおいて良かった!
ということ。
NLPでの学びは、他の学びをする場面でも、身につけたスキルが役にたちましたから。
前述のとおり、NLPは多岐の分野で活用されています。
□お仕事でより高い成果を上げたい
□人間関係の悩みや問題を解決したい
□影響力や説得力を高めたい
□コミュニケーション能力を上げたい
□マネジメント能力を向上させたい
□トラウマやコンプレックス、悪習慣を改善したい
□問題解決の能力を高めたい
□自分のやりたいこと、人生の軸を明確にしたい
どれか一つでも当てはまる方、ここまで読んで興味の有る方は、ぜひ一緒に学んでみませんか。
講師(プロフィール)
心理カウンセラー/コーチ
本川あつこ(ほんかわあつこ)
<プロフィール>
1973年、島根県生まれ・育ち
1995年、就職を機に奈良県在住。
以後23年間、県庁職員(地方公務員・農業土木技師)として現場や行政に携わる。
2018年公務員を退職し、2020年からカウンセラー活動を開始し現在に至る。
中2の娘、小5の息子、夫と4人暮らし
地元企業の広報業務や総務分野にも携わる。
<資格等>
・米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)トレーナー
・米国NLP(TM)協会認定NLP(TM)コーチ
・交流分析士2級