こんばんは。カウンセラーのアッツこと本川あつこです。
先日、カウンセリングって何?の記事で、聴いてもらう場があることの大切さを書きました。
私はカウンセラー以外にも、某会社にて事務広報系のお仕事をしています。
(会社では一般人を装っているんです。一般人ですが)
それで、先日ね、部下にあたる人が「ちょっと話を聞いて欲しい」というので、時間を取ることにしました。
前日に社内でちょっとしたトラブルがあったから、きっとそのことだろうと、予測はしてました。
15分くらいかなと思ってましたら、結果90分ほど、話をしてくれまして。
彼女に起こった出来事(何があって、誰に何を言われたか)の一部始終、その時、どう感じたか(驚き、ショック、悲しさ)、家に帰って一人で考えたらもっと悔しくなってきて、たまらなくなって家族にも吐き出してみたこと、etcなど、たくさん話してくれました。
で、結果、彼女が言うには、職場の誰かに、この気持ちを言わずにはいられない!
ってなったと。
一応、上司に当たる私に、聴いてもらわないとやってらんない!
と。
もう、これは本当に健全なエネルギーなんですよね。
そういう意味でも、安心したんですよね。
私はただただ聴くだけでしたけど、今後、私が上司としてできることも気がつけましたし、彼女も聴いてもらった事自体に、ホッとしたのでは無いでしょうか。
それに、彼女が気がつけてない、彼女の素晴らしいところを、私が伝えれる機会になりました。
辛い時って、急に自分に自信がなくなって過小したり
怒りまくってる時は、腹が立ってる相手を過剰に批判したり、しますものね。
たぶん彼女も今頃、「あんな風に言ったけれど、今思えば、そうでもなかったかも」と気がついているのでは無いかと思います。
そう思えるのも、誰かに聴いてもらったからこそ、なんですよね。
私も仕事する上では、上司へ腹が立ったり、自分のダメさ加減に情けなくなったりで、誰かにぶちまけないとやってられないことを経験してきました。
そんな時は、聴いてくれそうな人に、ぶちまけていました。
あの頃は健全だったのだなーって、思います。(今は、やや不健全で、我慢してるかも)
話すこと、聴いてもらうことって、ほんとに大事だなと最近改めて思った出来事でした。